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COLUMN
2022.03.29

“春の嵐”対策はどうすればいいの?

 
 
 

今年も春の嵐の季節となりました。

朝晩はまだ冷え込むものの日差しが差すとともにグングンと気温が上がり、日中は厚い上着の下で汗ばむことも出てきました。
春はだんだん過ごしやすくなっていく季節ですが、毎年この時期は強風に悩まされるおうちも多いかと思います。
春は日本列島の北と南の温度差が大きくなり、低気圧の発達が活発になるため、天候の突然な変化や突風に見舞われることが多いとされています。 強風でお庭やベランダの物が飛んだり、フェンスが歪んでしまったなどの被害も多くなります。
新生活で物入りなこの時期、強風対策をしっかり行い、余計な修繕などはできるだけ抑えたいところです。

 

さて、本題の前に、春先の強風による被害にはどんなものがあるでしょう。

雪解けや雪崩による被害

暖かい風が山岳地帯の雪を溶かし、強い風は雪崩の原因にもなります。雪解けによって増水し川が氾濫する危険も高まります。

火災の被害

強くまだまだ乾燥した風は小さな火種をあっという間に大きくしてしまいます。そして、強風により延焼の危険や、消火活動を妨げる原因にもなります。

転倒事故の危険性

突風や強風により、転倒事故が多発します。歩いている歩行者や自転車だけでなく、電車の脱線事故や、船舶の転覆事故も引き起こします。
 
 

こうした強風被害は、けして遠い地のお話ではなくごく身近でも多く起こりうる危険があります。 ご家庭で出来る強風対策を今一度検討されてみてください。

カーポート・サイクルポート

片側柱のタイプは、特に強風で煽られ屋根材が飛んでしまったり、柱が曲がったり根本から折れたりしてしまう可能性があります。
冬の間に北風や積雪で屋根材がたわんでしまったり、剥がれかけた箇所はありませんか?
サポート柱(補助柱)を取付け、風の力を柱2本ではなく、4本でしっかりと受け止めましょう。

門扉・伸縮ゲート

 

レールの無い伸縮ゲートは突風により、敷地外まで押し出されてしまうケースが多々見られます。
ゲート本体の破損はもとより、通行の妨げになってしまったり、思わぬ事故を誘因してしまう可能性があります。
風の強い時間帯は畳んでロックしておいたり、流れ出てしまわないように地面に棒を刺すタイプのロックをしておくと良いでしょう。
門扉は片開き、両開きに限らず施錠をしっかりして、風で開いてしまうのを防ぎましょう。勢いよく開いた衝撃で扉に傷や凹みが出来てしまったり、蝶番が破損してしまうのを防ぎましょう。

オーニング等

 

オーニングの生地は一般的にキャンパス地が多く、しっかりとした生地で強い日差しや紫外線を防いでくれます。
しかし、長期間風雨にさらされると次第に生地そのものがもろくなり、強風で破れたりしてしまいます。
風の強い時は畳んでおくことをお勧めします。
同じくガーデンパラソルなども、強風時には畳んでおくことをお勧めします。破損の心配だけではなく、強風に煽られ本体が飛ばされて、思わぬ事故を引きおこすこともあります。

 
 
 
 
 

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